お墓を建てるとなると、形式からなにから、宗教が深く絡んできますよね。
 では、宗教や宗旨宗派の決まってない人はどのようにお墓を決めていけばいいのでしょう。

 お墓を建てるためには、まずお墓を建てることのできる墓所を確保する必要があります。
 墓地、霊園の購入に際し特定の宗教や宗派に入信しなければいかないのかというと、そんなことはありません。

 霊園の規定などに準じていれば、基本的には信仰の有無に関らず墓所を確保することができますし、自由な形や色の墓石を建ててお墓をつくることができます。

 墓石の形や石材の色を自由に決めることができれば、かなり個性的なお墓をつくることも可能です。
 ただし寺院によっては、墓所の使用条件として「檀家になること。」というものが含まれている場合があります。

 檀家になるということは「そのお寺の宗派の信者になる。」ということを指します。
 お葬式をはじめとした仏事の儀式全てを、そのお寺や宗派のしきたりに則って行うことになります。

 複雑なことを考えるのが嫌だという方にとっては、楽な選択肢の一つかとも思えますが、檀家になれば墓地の管理費の他に、お布施・護持会費などの費用は覚悟しなければなりません。
 そういった費用を抑えたい・かけたくないという方には、檀家になることが墓地の使用条件の墓所はおすすめできません。

 檀家に入らなくてもいいところや、宗派にこだわらない霊園や墓地ももちろん存在します。
 しっかりとした下調べをしてから最善の選択をしたいですね。

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