日本では、霊を供養する為に様々な行事があります。
その中でも特に多くの人に知られているのがお盆とお彼岸です。

毎年お盆やお彼岸になると家族が集まり、故人を偲ぶという家庭が非常に多いです。

しかし、実際にはお盆やお彼岸がどういったものなのか知らない人が多いのが現状です。
お盆とお彼岸では供養の方法も違う為、違いを理解しておく必要があります。

まず、お盆はご先祖様の霊があの世から帰ってきて家族と過ごすもので一般的に8月13日から15日と言われている日本の仏教行事です。

地域によって供養の方法が異なるのが特徴ですが、一般的には親戚や家族が集まってお墓参りに行き、庭先や墓地に提灯を吊るしてご先祖様の霊をお迎えします。
お盆が過ぎると、きゅうりや茄子を使って馬を作り、ご先祖様の霊をあの世へ送ります。

お彼岸は日本独自の仏教行事で春分の日と秋分の日を中日とした前後3日を言うのですが、お盆とは違い春と秋の二回行事があるのが特徴です。
お彼岸には牡丹餅やお萩をお供えしますが、春のお彼岸には牡丹餅、秋のお彼岸にはお萩をお供えすることが一般的です。

お盆とお彼岸の違いを理解して、正しい方法で霊を供養しましょう。

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